当社は、苫小牧港東港区に石炭の輸入中継基地として昭和57年（1982年）7月に設立された北海道電力のグループ企業です。

　設立以来、当社は輸送船舶の入出港調整や官庁への関連諸手続き、通関、石炭の荷揚げ、保管、払出など海と陸をつなぐ役割をしっかりと果たしてきました。
　長年にわたって真摯に向上を図ってきた技術力と運用ノウハウは国内最高水準にあると自負しています。また、海外での技術指導や国内企業の研修生受け入れを通じた他社人材の育成支援にも取り組んできました。
　今後は石炭の取り扱いを基本としながら、これまで培ってきた技術・ノウハウを活かして、さまざまなカーボンニュートラル燃料の安定的かつ効率的な供給に加えて、ほくでんグループの力を結集した脱炭素化に役立つエネルギーサービスの提供についても積極的に検討を進めてまいります。

　当社は、脱炭素化に取り組む多くの企業の信頼できるパートナーとなり、北海道内外のカーボンニュートラルの実現に貢献していくことを目指してまいりますので、 一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

取締役社長　鍋島 芳弘